この広い宇宙に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボクはたったひとりとり残されてしまったんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このまま死ぬまで漂っていくのかな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも不思議と怖くはないんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何万光年も遠くに瞬く星の光が

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボクを

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

待っている人がいることを教えてくれる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ん？

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれはなんだろう？

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すべての音や光さえも呑み込んでいく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒い絶望の闇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

･･････！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あずきの腹･･･

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マッチ、マッチはいかがですか　マッチが売れないと怖い親方に舐められるんです

ああ、今日もマッチは売れなかった

神様、不幸な私をお救いください

これ、マッチは売れたかね？

  いまどき街角でマッチを買う人なんていませんよ

なにー生意気を言うなー舐めてやるー

休憩

 

んべろろ～ん やーめーてー

 

しかし、ふと閃いたのです。飴のように舐められるマッチ！

それから研究に

研究を重ね

親方は莫大な資金を研究に投入し

二人三脚で研究は進みました

そしてついに完成したのです

・・・！

全く売れねぇぇぇえええええ！

傷を舐め合いますた

む、私を呼ぶ笛の音が聞こえる！

カチッ、加速装置！

シュタッ、動けるデブマン参上！

まもるくん、私が来たからにはもう安心だ！で、敵はどこかね

おっと、みなまで言わなくてもいい

このスリッパ野郎め、えいえいっ！

まもるくん、敵はやっつけた、え？違う？

それを早く言いたまえ！

なに？宿題が解けなくて困ってる？

ふふふふ、任せたまえ、まもるくん

カチッ、加速装置！

うおおおおおおお、解いて解いて解きまくりだぁぁぁああああ！

ぬおっ、おのれチョコザイな！

宿題の分際でぇぇぇええええ！

ぐぎぎぎぎぎ

ふふふふふ、まもるくん、もう安心だ

ありがとうヒーロー、ありがとう動けるデブマン

あ、それから背中がかゆいんで掻いてくれ

ふふふふふ私は

拳法の使い手

どこからでもかかって来なさい

さあ、どうした、怖気づいたのかね

ふふふふふ、私には一分の隙もないだろう

これが天下無双と呼ばれる所以だ

弟子にはケンシロウとか輪島とか多々いるが私にはかなわん

なぜなら私が宇宙一だからだ

ふふふふふ、ではお見せしよう

  ほぁー

ハッ！

ハッ！

ハッ！

ハッ！

ヒッ

ぷぅ～

どうかね？私のラマーズ法は

それ拳法ちゃう！

ふふん、俺たちゃ極悪兄弟

目付きが悪いのがトレードマークさ

あまりの悪さに鏡を見て卒倒したぜ

ふふん、目付きを悪くする方法を教えてくれだと？

日頃から邪悪なことを考えるんだな

カリカリをより多く強奪する方法とか

知らない人が来たらいかに早く逃げるかとかな

え、目付きが悪くて得したことはあるかって？

･･･ない

ばーさんやー

なんじゃー、じーさんやー

ばーさんやー

なんじゃー、じーさんやー

ばーさんやー

なんじゃー、じーさんやー

何ぃ！センタッキーフライドチキンが道頓堀川から見つかっただとぅ！

待ちたまえ！見つかったのはフライドチキンおじさんだ！

むぅ、なるほど、フライドチキンが川から引き上げられても腐っているだろう

なぬ！道理で腹を壊した訳だ

く、喰ったのか･･･

呪いに違いない

呪いを解かなければ呪われるぞ！

ぐわっ、フライドチキンの霊が！

私は足がエビフライに！

フライングには気をつけるんだ！