うわわぁぁあああ

ややややりゃあがったなぁぁあああ!
玄関の壁紙オーマイガーッ!!
だいずの仕業に違いない!なんだーっそのきょとん顔は!
ぐわー、怒るに怒れん!
 
 
 
写真をアップしすぎて一月の許容量を越えてしまったらしい。
明日月が変わったら写真はアップします。ごめんなさい。
ふたばでお会いしましょう。

朔太郎の去就その2

朔太郎と豆兄弟の初対面はいきなりやってきた。
豆兄弟が、開いたドアから廊下の様子を伺っていたところ、寝室へ行こうとした朔太郎を見つけてしまったのだ。
朔太郎はうすうすあの部屋にナニカがいる、とは思ってはいたものの、さすがにびっくりして足を止めた。
こんな時、猫は普通、相手の目を見ないものだと言う。
目を合わせる=メンチ切ってる=やんのかゴルァ!
ということになるかららしい。
しかし、朔太郎は生まれてこのかた18年、病院に行くとき意外は外に出ることもなく、
病院でもあまりの凶暴っぷりに、他の患者さんの迷惑になるからという理由で
時間外の診察になることも多いため、他の猫など見たことがないのである。
ところが豆兄弟の方も得意のまんまる目でじっと朔太郎を見つめている。
すわ、一触即発か!?
と思ったところで、何を思ったかだいずがスタタタターと朔太郎に駆け寄った。
まるで「おじいちゃーん!」とでも言った感じでなんの屈託もなく、鼻先まで近づいたのである。
驚いたのは朔太郎で「な、なんだ、この毛むくじゃらは!とりあえずキシャー」
というなんとも中途半端な威嚇をした。
ところがだいずはきょとんとしたまんまる目のままで、何をされたかまったくわかっていないらしく、逃げる様子もない。
朔太郎の方が驚いてくるりと踵を返して戻ってきたのだ。
かくして初対面は無事(?)に終わったのであるが、朔太郎が面白くなかったのは言うまでもない。
次の日もふてくされてしまっていたので、何とかなだめようと膝に乗せて兄弟の境遇を話して聞かせたら、
私には普段絶対に聞かせることのない低い唸り声を上げて抗議した。
さすがに18年も生きると人間の言葉もわかるんだ~などと感心しつつ、
もしかしたら豆たちも、いつも兄弟二人だけの環境だったのではないだろうか?
と今までの生活について思いを巡らせた。
お互い根気よく、少しずつ慣らして行こうと思った。

困った

我々が部屋にいるときは何でもないのですがいなくなると部屋の外に出たがってドアをガリガリします。
しかたがないのでドアにもコルクを貼りましたがすぐ剥がしてしまいます。
まあ、楽しい悩みなので追々解決方法を探ります。

朔太郎の去就その1

豆兄弟がやってきた時、朔太郎は姿を見ていないにもかかわらず、相当そわそわしていた。
黒幕さんにもほとんど姿をみせることはなかったが、帰ったあとがすごかった。
まるで犬のように、黒幕さんの履いていたスリッパを嗅ぎ回り、黒幕さんの歩いた動線を匂いで辿り、
座っていた椅子に手を掛け立ち上がってものすごい形相で嗅いでいた。
お前さんは麻薬犬か?それとも黒幕さんはヘンゼルとグレーテルのようにマタタビを自分のあとに落としながら歩いていたとでも言うのか?
夫人とチビタン、そして豆兄弟の匂いを全身に付けて現れたた黒幕さんは、朔太郎にとってはかなり怪しい人物に映ったようだ。
豆兄弟の部屋を書斎にしたのは朔太郎が唯一自由に出入りできない場所だからだ。寝室にもリビングにも朔太郎専用どこでもドアが付いており、
和室は完全に朔太郎の一人部屋だ。うちではオットより朔太郎の部屋の方が広いのだ。
朔太郎にとっては書斎以外のすべての部屋が縄張りであり、残るは庭くらいしかない。
かくしてオットはその所有権をあっさり豆兄弟に明け渡したというわけだ。
無血開城、立派なるかな。心中痛み入りまする。
しかしお陰でオットが和室に引っ越してくることになり、朔太郎としては当然面白くない。壁際の隅っこだけとはいえ、不法占拠もいいところだ。
しかしそれまで自分の結界の真ん中に寝ていることが多かったのだが、ちょっと右よりになったのが朔太郎なりの気遣いと優しさだ。
さて、初対面の時の朔太郎はどうだったか・・・
それはまた次回。
 
一秒たりともじっとしてないので写真がブレブレ

母より豆兄弟へ

猫のんこはクサイ。
そんなことはとっくに知っていると思っていた。
何しろ朔太郎と暮らし始めて18年。
んこもオシッコもずっと世話をしてきたのだから。
しかし、我々は甘かった・・・
豆兄弟のんこのクサさはハンパじゃない。
そのクサさたるや、殺人的だ。
このんこを手榴弾のようにカプセルに詰めて敵に投げたら、必ずや戦意を喪失してしまい、新時代の恐るべき兵器になるに違いない。
いやむしろカプセルに詰める段階でヤラれてしまって戦争すらできないという、世界平和に貢献する最終手段かもしれないのだ。
朔太郎のんこなんて、兄弟に比べればかりんとうだ。なんだったら素手で掴む自信もあるぞ。
それぐらいクサイ。
我が家はマンション住まいで、兄弟の部屋は廊下側にある。普段、換気のために窓を細く開けて出かけるのだが、
帰宅して玄関に立った瞬間に窓から漏れる臭気でめまいが起こり卒倒しそうになる。これはテロかテロなのか!
このままではいつかご近所で異臭騒ぎが起こるのは必至だ。
というわけで、色々調べて、富士通ゼネラルから出ている脱臭機を泣く泣く3万4000円も出して購入した。
空気清浄機ならもっと安いものも出ているが、交換フィルター代を考えると、この脱臭機の方が消耗品が無くて掃除機で吸うだけというのがお得だと考えたのだ。
結果は大正解。
兄弟はモリモリ食べてんこもモリモリ、むしろ食べた分より出してない?と言いたくなるくらい快便だが、んこをした瞬間、脱臭機が感知して、
ものすごい勢いでフル稼働し始める。普段は静かだがこのときばかりは「うっりゃあぁぁぁぁ~!」とばかりに音を立てて吸い込み始める。
もちろん、家にいるときにんこをすればすぐに始末するが(ホカホカんこは強烈!)以前のように仕事から帰ってめまいで気絶するというようなことはなくなり、
部屋に入ってもほとんど匂わないため、「ん?してたの?」くらいな感じである。
だいずもあずきも自分のんこは臭くないのだろうか???