いや、昨日のことなんですがね
私は突然何者かに箱のような物に
詰め込まれてですね
そこからの記憶は途切れているんですが
ハッと気づくと、冷たい緑色の台の上に押さえつけられていました
白い物をまとった得体の知れない奴らが
無理矢理私の手に細い針のような物を刺して
血を抜き始めたんですよ…!
すわっ、これが噂に聞く「キャットルミューティレーション」か!と思って
観念しちまったんです
断っておきますが「キャトル」じゃないですよ「キャットル」です
奴らと来たら私が観念したのをいいことに更に腹に管を刺して
小便をも抜き去ったのです!
呆気に取られてふと横を見ると
兄者が放心状態で口をパクパクさせておりました
また箱に詰められて、しばらくすると奥の部屋から奴らの話声が…
兄者は4.6キロ正常、私は5.6キロ尿にタンパクあり肝臓の数値高し
太り過ぎ…!
兄者の残り物は
もう食べません