
今日は配膳係の心の師匠である沢史生先生著の『鬼の日本史(上)(下)』の内容を
かいつまんでざっくり説明するぞ

古代藤原王権は日本という国を支配するために、ネイティブジャパニーズである
産鉄民(鉄を抽出する人々、刀鍛冶など)を抑えなければならなかった

鉄は武器になるからのう だから産鉄民を殺戮し、鉄を収奪していったのだ

同時に、産鉄民の信仰、つまり産鉄民の祖先である天照大神をも何十年、何百年
という時間をかけて、自分たちの祖先ということにしてしまい
自分たちを崇めさせることにしたのだ

産鉄民を徹底的に差別し「鬼」や「蜘蛛」という悪者に祭り上げ、情報操作を行った

今でも残る迷信に「朝の蜘蛛は殺すな、夜の蜘蛛は殺せ」というのがあるが
朝の蜘蛛(産鉄民)は鉄を作っているから見逃せ、夜の蜘蛛は鉄を作り終えたから
殺して鉄を奪え、という意味なのじゃ

源頼光が退治した酒呑童子という鬼の伝説を知っておるかね
あれは頼光(王権)が鬼(産鉄民)を殺戮する王権側からの話じゃ

産鉄民側から見ると、鬼(産鉄民)の本来の神であり祖先は天照大神なのだから
福(神)も鬼も同じ者だということ

権力が人民の不満を反らすために、いわれのない被差別民を作り上げて
21世紀の現代でもそれに苦しんでいる人々がいることは憤懣やる方ないことじゃ

第二次世界大戦中の「大本営発表」のように国家権力がマスコミとグルになって
様々な情報操作や武力行使で人民を洗脳していることが多々あるから注意せよ!

最近では去年の原発事故で「ただちに影響はない」と抜かして洗脳しようとしたが
放射能が天文学的な数値で漏れ出ているのに影響がない訳ないじゃろ
電力会社から多額の献金をもらってると勘繰られても仕方ないな、やれやれ

