推理作家ニャー 途中の5日間


私はエドガー・アラン・ニャー 著名な詩人であり推理小説家でもある


最近、私の過去の小説をなぞらえた猟奇的事件が頻発している


そこで、私は警察のフィールズ刑事と行動を共にして捜査に協力している


エドガーさん、大変だ!またあんたの小説を真似た猟奇的事件が起こった!


・・・フィールズ刑事、詳しく聞こう


ああ、何の罪も無い少女がにおいで悶絶してしまったんだ


何だって!それは私が1836年に発表した短編小説『三獣一体』に酷似しているぞ!


ああ、そうだ その少女は


獣の足のにおいに悶絶してしまったのだ


何ということだ・・・犯人の目的は一体何だ?私に対する嫌がらせか?


エドガーさん、最近あなたは小説を全く書いてない 鮭におぼれ、堕落した生活を送っている


うっ・・・そんなの君の知った事じゃないだろう!


エドガー、いやニャーさん、あんたの小説を心待ちにしている狂信的なファンがいるんだよ


ハッ!フィールズ刑事!もしや君が


ふはははは!そうさ私が犯人だ!エドガー・アラン・ニャー!早く小説を書くんだ!


クッ!フィールズ!わかった!新しい小説を書くから猟奇的事件を止めるんだ!


ちょっと!似非シリアスな小芝居はやめなさい!


うああああああ生き返った!


ちょっ、いちいち足のにおいで死んでたらこの業界やってらんないわよ!


それにあんた!「足のにおいで悶絶」なんて猟奇的じゃなくて陽気的でしょ!


うえ~ん