ねこ家さんの引っ越し

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新飼育棟がほぼ完成しました

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今は仮設の電気系統なのでこれを正式に引っ張れれば完成です

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猫様の部屋は5部屋構造になっていて、一番広いメインルーム

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ここには元気で集団生活が平気な猫様が入ります

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一方の壁に3部屋ありまして真ん中が集団生活に慣れるためのトレーニング室

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その両脇に感染症キャリアの猫様が病気別に入ります

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もう一方の壁側に年老いた猫様や集団生活が苦手な猫様が入る細長い部屋があります

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更にロフト

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天井の梁はそのままキャットウォークになります

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皆さんご満悦のご様子

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ちょっとまだおっかなびっくりかな?

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ぬくぬく

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猫台に固まる

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固まり過ぎ!

ではここで引っ越しの様子を動画で紹介します

http://www.youtube.com/watch?v=yww9iN9Xz9I
猫様を運ぶこと資材を運ぶこと何十往復、でもまだ7匹捕まらねぇorz
猫様のリストを付ける人、トイレやお皿を洗う人、掃除する人、
整理する人、喧嘩の仲裁をする人など、皆さん良く働きました

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てへペロ

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そして!あの3人がいました!

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女の子

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羽根模様と真ん中分けの男の子

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ちょっと風邪気味だけど間もなく引き渡しだそうです 良かったね!

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そして死んでしまった一番小さい子はふく君と名前を付けられてお墓に眠っています

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NPO法人ねこ家さんはとにもかくにも今を生きています
預り猫様がいる限り30年、50年、100年と永遠に活動していかなければなりません
それには恒常的な収入とスタッフの確保が必要です
でもまだそれはシステムとして確立していないのが現状です
この限界集落で地域に根付いていかに資金を確保し、いかに運営していくか
しかも預り猫様は極力増やさず運営したいのです
まだまだNPO法人ねこ家さんには課題が山積みですが
朔太郎と豆兄弟はこれからも応援していきます!

【追記】
本来は動物を愛護する必要なんてないのです
動物は人間が生まれるよりも先に存在していて
自由に生きていたのですから
でも後から出てきた人間が食物連鎖の最上位に君臨して
動物に手を加えて品種改良などをして人間の都合のいいように
時には絶滅に追い込み、時には保護し、好き勝手やっているので
動物に対する責任があります
だから人間が保護しなければならないのです
配膳係は
上から目線で動物を「飼う」という意識を持ってる人間は
「かわいい」「かわいそう」とかいう理由だけで「飼う」ので
すぐ手放したりやたら増えたりすると思っています
「一緒に暮らす」という意識を持ってる人間は
「命を預かる」という「責任」を持つ覚悟があるから生涯世話するし
無闇には増やさないと思います
なぜ人間は動物を保護しなければならないか、という大きな観点で
考えれば保護する事は辛くないですし、苦労とも思わない
一緒に暮らしてる、と思えばお世話は楽しい事です
このように意識して動物と暮らしたいですね

ねこ家さんに行って率直に思ったことですが
一匹一匹に愛情を注げる時間がないことが残念でした
これだけ数がいると一匹一匹頭をなでたり
じっくり相手をすることができません
そうするにはスタッフを増やさなければなりませんし
負担も増えます
集団生活なので病気もあっという間に広がってしまいます
獣医さんが常駐できるのが最善ですがそうもいきません
でも、こういうことを工夫して改善していってもらいたいですし
ねこ家さんなら努力をしてくれると信じています

ねこ家さんの苦労も考えず勝手なこと言ってすいません
また伺わせてください
お疲れ様でした
残りの7匹の猫侍が上手く引っ越せますように。